ニュースリリース

夏季セミナー「夢を語る会」を開催


アイシン年金基金会館で開催したセミナーには総勢84名が参加した
2017年8月3日(木)4日(金)、一般社団法人アジア家具フォーラムは愛知県三河安城市にあるアイシン年金基金会館にて夏季セミナー「夢を語る会」を開催した。セミナーの参加者は84名。家具業界の製販卸関係の企業はもちろん、住宅やファブリック、運送など家具に関連する異業種も含めた幅広い企業からも多くの参加者が集まった。

セミナーの冒頭では、本年に逝去されたアジア家具フォーラム顧問の渡辺博之氏と川崎敦将氏に対して黙祷が捧げられた。開会の挨拶を行った代表理事の阿部野育三は、家具輸出振興と異業種との交流の重要性を訴えた。家具輸出については「輸入の6,000億円に対してその1割の600億円を目標に掲げて挑戦したい」とし、アジア家具フォーラムが輸出事業のプラットフォームとして役割を果たしたいと述べた。また、11月15日~17日に開催予定の「アジア・ファニシング・フェア 2017 東京」は、「キーワードとして異なる業界、異なる業種、異なる国々との交流を掲げ、家具ルートだけでなく住宅ルートへの取り組みを本格的に邁進したい」とした。

1本目の講演「家具リユースの取り組み方」は一般社団法人日本リユース機構 代表理事の波多部彰氏と林武廣氏を講師に進行した。リユース市場の健全な発展を目指す日本リユース機構の紹介や同団体が運用する中古品トレースシステム(REMS)について説明があった。また、他業界とのリユース提携の具体的なビジネスモデルをまじえた講演は、家具業界がどのようにリユースに取り組むべきかについて大いに参考となったのではないだろうか。

開会の挨拶を行う阿部野代表理事

「家具リユースの取り組み方」で講師を務める一般社団法人日本リユース機構の
代表理事の波多部彰氏(右)と林武廣氏
休憩をはさんで、アジア家具フォーラム会員で本年に新たに代表取締役に就任した萩原優氏(株式会社かねたや家具店)、白川智彦氏(株式会社シラカワ)の社長就任挨拶が行われた。

2本目の講演のテーマは「注文新築住宅における家具購入について~お客様の意思決定のタイミングと課題」。ヤマネホールディングス株式会社の代表取締役社長である山根誠一郎氏が講師を務めた。ヤマネホールディングスは広島の戸建注文住宅の設計施行やリフォーム提案を行っている企業で、昨年秋に家具・インテリアを販売するショールーム「DEJIMASTOCK」をオープンさせた。「DEJIMASTOCK」で新築住宅を購入したり、リフォームを行った顧客に対してどのようなアプローチを行っているかを中心に話を展開。セールスクラウドシステムを利用した情報を一括管理した営業体制や顧客ニーズの把握など、これまでの運営実績をまじえて実務的な講演となった。

新社長就任の挨拶をする白川智彦氏(右)と萩原優氏

顧客ニーズへの対応などについて講演する
ヤマネホールディングス株式会社 代表取締役社長の山根誠一郎氏
2本の講演の後には、ヤフー株式会社の嘉納祥子さんより「Tポイントカードを利用した集客対策」、一般社団法人日本能率協会の堀内信行氏より「ジャパンホームショーのご案内~アジア・ファニシング・フェアとの合同開催」と家具業界にも関わりの深い内容の説明が行われた。

そして、夏季セミナーの総括として、アジア家具フォーラム顧問で株式会社服部家具センター 代表取締役社長の服部光吉氏が登壇。家具業界と異業種との取り組みによって未来に向けたより良いコラボレーションの実現を望み、「家具業界にとって厳しい時代を迎えていますが、素晴らしい家具業界となるよう未来に向かって手を携えて進んでいきたい」と語った。

セミナーの最後には、次のプログラムとして予定されているアイシン精機株式会社安城工場視察の事前案内が行われた。案内人は、アイシン精機株式会社 住空間営業部部長の尾畑悦治氏。簡単な会社説明の後に、著名なトヨタ生産方式、カンバン方式を継承する工場の見どころが紹介された。

Tポイントを採用することでどれほどの集客効果が見込めるかを説明する
ヤフー株式会社の嘉納祥子さん、右は司会の株式会社エディオン顧問の永山正実氏

一般社団法人日本能率協会の堀内信行氏は
アジア・ファニシング・フェアと合同開催となるジャパンホームショーについて案内した

アジア家具フォーラムの顧問として夏季セミナーの総括を行う
株式会社服部家具センター代表取締役社長の服部光吉氏

アイシン精機の安城工場の見どころを解説する
アイシン精機株式会社 住空間営業部部長の尾畑悦治氏
アイシン精機株式会社の安城工場へは2台のバスに分乗して移動。80名の参加者が3班に分かれて、ベッドマットレスやシャワートイレ、ガスヒートポンプなどのラインに沿って見学した。工場見学終了時には、急遽、アイシン精機の専務役員である廣瀬隆久氏が挨拶されるという予想外の展開もあった。

アイシン精機の安城工場視察には80名が参加

工場視察終了時にアイシン精機の廣瀬専務役員(手前)からご挨拶をいただく展開に
工場視察後はバスに分乗し、懇親会の会場となるホテルクラウンパレス知立へ移動した。懇親会の乾杯の挨拶は株式会社サンワールドの専務取締役である服部邦彦氏が担当。また、アジア家具フォーラムのご意見番として、九州産業大学経済学部教授の黄完晟氏によるセミナー総括もあった。宴の途中には海外から参加したメンバーが檀上に上がり、代表して株式会社大地コーポレーション代表取締役の林暁明氏が海外輸出の取り組みについて語り、その必要性を訴えた。また、アジア家具フォーラム執行部を代表して、阿部野育三は「アジア市場にアプローチするためにも執行部が一丸となり、行政とも連携を取りながら会の活動を加速していきたい」と話す。最後の締めはフランスベッド株式会社の常務取締役である池田一実氏、同社の松下直己氏、北村健二氏による盛大な三本締めが行われた。

株式会社サンワールド専務取締役の服部邦彦氏が乾杯の音頭を取った

九州産業大学経済学部教授の黄完晟氏はご意見番としてセミナーの総括を行った

海外からの参加メンバー。右から丸星生活家具の王徳東氏、大地コーポレーションの林暁明氏、
大連三友家具の冯娟さんと杨丹さん、大連麦昆家具の陳琦さんと曲萍さん

アジア家具フォーラム執行部を代表して阿部野育三が
今後の家具業界の展望について語った。

懇親会で盛大な三本締めを行うフランスベッド常務取締役の池田一実氏(中央)、
同社の松下直己氏(右)、北村健二氏ら3名
翌4日には32名が参加し、トヨタ産業技術記念館の見学会が催された。繊維機械館と自動車館に分かれた記念館では、近代日本の産業技術の発達と変遷を体験することができた。見学後には館内にあるレストラン・ブリックエイジで昼食を取り、現地にて解散した。

近代日本の産業の発展と日本のものづくりを学ぶことができるトヨタ産業技術記念館を見学

参加者で記念撮影

アジア・ファニシング・フェア
出展者専用ページ

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