ニュースリリース

CIFF広州の視察



オフィス家具のBtoB見本市としては世界最大規模の「第57回中国(広州)国際家具博覧会(CIFF広州)」の第2期を視察しました。会期は2026年3月28日から31日まで、会場は広交会展館と保利世界博覧館。

第2期に先駆けて、3月18日から21日まで開催されていた第1期は、ホームユース向けの家具インテリア製品を提案していました。第2期はオフィス・商業空間を中心とした展示会として世界各地から有力バイヤーが集まる展示会です。第1期と第2期を併せた出展者数は5,100社を超え、来場者数は185の国・地域から353,106名を記録しました。海外からの来場者数は64,291名。来場者数は前年から13.2%増加し、過去最高を更新しました。


どの会場も多くの来場者で賑わっていました

会場の外やブースも多くの来場者で賑わっています

メイン会場となる広交会展館(Canton Fair Complex)は総展示面積62万平米を誇る世界有数の巨大展示会場です。東京ビッグサイトの総展示面積の5倍を優に超えています。その巨大さゆえに、会場はA、B、C、D区の4つのエリアに別れ、各エリアごとにホールが複数連なります。


広交会展館A区の建物。このような建物が7,8棟連なり、世界最大の展示面積を誇る

CIFF広州の第2期展は会場のうちの24万平米以上を使用しています。A区にオフィス空間をトータル提案する出展者が揃い、B区は商業空間・公共施設向けの提案ゾーンが設けられました。C区は家具製造の機械や素材にスポットを当てたChina International Furniture Machinery & Furniture Raw Materials Fair(CIFM)とinterzum guangzhouを開催。D区はオフィスチェアに特化した展示が展開されていました。


会場内は広大な敷地に及ぶため、電動カートでの移動が便利

会場ホールに入ると、200平米や300平米級の巨大展示ブース、2階建てやまるで一戸建て住宅のようなブースがいくつも並びます。日本ではあまり見る機会のない巨大な装飾に驚きました。展示製品もクオリティの高いものが目立ちます。オフィスや商業施設の空間をトータルで提案する出展者も多く、見応えのある展示も多く見受けられました。またチェアに特化したブースや価格訴求力の高い製品を並べるだけ並べたブースなど、大小さまざまなブースがあり、来場者の多様な要望を満たすことができる展示会だと思います。


巨大ブースや作り込まれた装飾なども見応えがあります

残念ながら、出展者に日本企業の姿はあまり見られませんでしたが、会員企業の向陽も家具用金具の新製品をメインにinterzum guangzhouに出展していたようでした。オフィス家具メーカーのKOKUYOは買収した中国ブランドの”Lamex”と共同出展をしていました。TOPPANもブースを構え、突板や化粧板のシートを提案していました。


向陽は家具用金具の新製品を展示

日本ブランドのKOKUYOやTOPPANも出展されていました

CIFF広州の主催業務を担う中国対外貿易広州展覧有限公司でマーケティングとプロモーションを担当する李佳朋(Brian Li)さんにお話を伺うと、「来場者が増加した要因はまだ詳細に分析できていませんが、とくに家具製造用の材料の展示で来場者が増加しているようです。これは現在の世界情勢が不安定でとくに材料の価格高騰が顕著なため、早く材料を確保したいという思惑があったのかもしれません」と話してくれました。展示会の内容やスケールに驚いたと話すと、「世界情勢やトレンドは常に注視しています。もっと新規のバイヤーの方々に来ていただけるような施策を打っていく予定です」と、次回の展示会への意気込みを話してくれました。CIFF広州はおおよそ50名近くのスタッフが関わり運営されていると言います。貪欲に展示会の規模や質を追い求める彼らスタッフの姿勢が世界最大の規模を誇る家具見本市を成功に導いているのかもしれません。

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